蜂の子の適切な保存方法は?

調理前の蜂の子を保存する場合は、冷凍保存が基本です。冷凍保存する際には、使う分だけ解凍できるよう小分けにしておくのがおすすめです。
また、蜂の子の加工品を保存する際には賞味期限に注意しましょう。缶詰や瓶詰の蜂の子を開封したら、冷蔵庫に保存してなるべく早めに食べることが大切です。

生の蜂の子の保存方法

蜂の子の産地では、秋になると巣に入った生の蜂の子が販売されます。生の蜂の子を保存したい場合は、冷凍保存するのが基本です。冷凍すれば、蜂の子の味を極力落とさずに長期間保存できます。

巣から取り出してから冷凍する

生の蜂の子を保存する場合は、必ず巣から蜂の子を取り出した後で冷凍してください。巣ごと冷凍してしまうと、蜂の子が巣に張りついてしまい、取り出すのが難しくなります。

巣から蜂の子を取り出す際には、ピンセットなどを使い、蜂の子を潰さないようそっと取り出しましょう。取り出した蜂の子は軽く水洗いし、キッチンペーパーなどで水気をとってから冷凍します。

小分けにして冷凍すると便利

冷凍と解凍を繰り返すと、蜂の子の味が落ちてしまいます。そのため、冷凍する際には小分けにしておくと便利です。小分けにしておけば使う分だけ解凍できるため、使わない分の蜂の子の鮮度を落とさずに済みます。

また、バットなどの平らな容器に重ならないように並べてから冷凍庫に入れ、ある程度凍らせてから袋に入れると、蜂の子がくっつかずにバラバラの状態で保存できます。バラバラの状態で保存しておけば、使いたい分だけ簡単に分けられるほか、調理の際にも火が通りやすくなります。

冷凍の蜂の子を購入した場合も小分けにして保存

通販などで、冷凍された未加工の蜂の子が販売されています。そうした冷凍品を保存する際にも、生の場合と同じく小分けにしておくことをおすすめします。
冷凍した蜂の子の保存期限は約1年です。

蜂の子の加工品の保存方法

蜂の子は、缶詰や瓶詰の加工品が数多く販売されています。また、スーパーの惣菜のようなトレーに入った製品も通販で購入可能です。

缶詰や瓶詰は賞味期限に注意

缶詰の賞味期限は、未開封であれば3年程度です。瓶詰の賞味期限は長くても1年程度です。瓶詰の場合は、品質が劣化しないよう冷暗所で保存しましょう。
トレーに入った製品は長期保存に適していないため、早めに食べる必要があります。

開封後は冷蔵・冷凍保存

缶詰や瓶詰の蜂の子を開封したら、冷蔵庫に保存してなるべく早めに食べることが大切です。蜂の子の加工品には保存料が使われていないものが多いため、開封後はあまり日持ちしません。トレーに入った製品も、冷蔵庫に保存して早めに食べきることが大切です。
開封後の加工品を長期保存したい場合は、生の場合と同じく冷凍しましょう。

蜂の子サプリは冷暗所で保存

蜂の子サプリは常温で保存できるため、保存に気を遣う必要がありません。
ただし、あまりに高温な場所や湿気の多い場所に置いておくと、カプセルが破損・付着して品質が落ちてしまう場合があります。また、直射日光が当たる場所も避けるべきです。
蜂の子サプリは、高温多湿の場所や直射日光を避けて、なるべく冷暗所で保存しましょう。

蜂の子の製品ごとの保存方法をご紹介しました。
蜂の子は貴重な食材であり、とくに未加工の蜂の子はなかなか手に入りません。
貴重な蜂の子を有効活用できるよう、保存方法には十分注意しましょう。

引用元
こんな方法が!冷凍の蜂の子
http://www.schroonlake.org/03.html
蜂の子の冷凍保存と使い方
http://nenga.eek.jp/freeze.html
蜂の子の保存方法
https://www.hydeparkmedia.com/009.html